2017.10.17日々のこと
良三おじいさんの日本ミツバチ百花蜜 新蜜搾りました!
こんばんは。ハニープラントの雨宮です。
今年7月のショップオープン直後、大変にご好評をいただき、数週間で売り切れてしまった「良三おじいさんの日本ミツバチ百花蜜」。
稀少なだけでなく、クリーミーで花々の香りにあふれ、黒糖のように奥深い味わいは、私たちにとって衝撃的かつ印象的でした。
10月に入ったばかりのある日、その良三おじいさんから待ちに待ったお電話をいただきました。
「そろそろ搾るよ~。手伝いに来てくれんかね?」
今年最後の採蜜。貴重な機会を目の前に、家族4人でワクワクしながら山梨県北杜市へ向かいました。
車を走らせること2時間半。お家に到着すると、良三おじいさんはすでに作業に入っています。
去年は5~6箱だった巣箱が、今年は倍の13箱に。扱いがとても難しいことで知られる日本ミツバチを扱う養蜂家さんは年々減っていますが、匠、良三さんの長年の経験と勘には驚かされます。
まるでミツバチたちと会話をするかのような温かい眼差しで巣箱にずっしりと詰まった巣蜜を切り出し、手作業で蜜ろうを取り分けます。良三さんを家族と思っているのでしょうか、ミツバチたちの動きも不思議と穏やかです。
黄金色に輝く美しい巣蜜(コームハニー)。思わずそのまま食べてみると、口いっぱいに新鮮な蜜の味わいが広がります。糖度は80%ほどあるので、もちろん甘みは強いのですが、想像よりずっと爽やかで鼻に抜ける花々の香りが心地よい!4歳の娘も、幸せそうに無心にかぶりついていました。
5年生の息子も大活躍です。取り出した巣蜜を、新しい長靴でゆっくり丁寧に踏み踏み。細かくして、蜜を絞りやすく下準備です。
初めは、「ベトベトする~(泣)!」「キャー蜂が長靴に入った~!」と慣れない様子でしたが、だんだんと蜜を踏む足もリズミカルに 笑。良三さんにも「頼りにしてるぞ。」と褒められて嬉しそうです。
もともと自然大好きな息子ですが、最近では、両親のお仕事に少しずつ興味を抱いて関わってくれるようになり、嬉しいです。
さて、その日の作業はここまで。その後1週間ほどかけて、大きなネットに巣蜜を入れ、自然の垂れ蜜を待つのです。
皆でお家に戻ると、おばあちゃんが豆炭で温めておいてくださったコタツの上には、採れたての松茸のたっぷり入った松茸ごはん!
前日、わざわざ私たちのために採っておいてくださった松茸は山の香りでいっぱいでした。
さらに、おばあちゃん手作りの煮物、お漬け物、お味噌汁と温かくて美味しい日本のお昼ご飯に癒やされました。
「良三おじいさんの日本ミツバチ百花蜜」2017年最後の稀少な新蜜は、10月下旬~11月上旬、発売予定です。
日程等詳細は、改めて公式サイトの新着ニュースに掲載いたします。
スタッフ一同、新鮮な蜜を早く皆さまにお届けできるよう、準備にいそしんでおりますので、ぜひお楽しみに♪