2017.10.31日々のこと
黒糖のような奥深さ!良三おじいさんの日本ミツバチ百花蜜★2017年10月採れたて新蜜★
秋も深まり、冬の足音が聞こえてきました。心とカラダに優しい食べ物・飲み物が恋しくなりますね。
2010年7月のショップオープン直後、大変にご好評をいただき、数週間で売り切れてしまった「良三おじいさんの日本ミツバチ百花蜜」。国産はちみつのセレクトショップ ハニープラントは、1年に1度の採蜜の時期を待ち、10月に搾りたての新蜜の販売を開始いたしました。
琥珀色の蜜はクリーミーで、1さじ口に含むと、濃密な花の香りと黒糖のような奥深い味わいに包まれます。その風味はとても個性的で、多くの方にとって「はじめて」のお味かと思います。赤い蓋の専用ポットはフランスarc社の製品です。保存に適しているだけでなく、どのようなインテリアにも合うシンプルで洗練されたデザインが特長です。
南アルプスを臨む谷合の山村、豊かな森と棚田が広がる山梨県北杜市。そこに暮らす日本ミツバチの匠、宮崎良三さんによる大変希少価値の高い非加熱・無添加の日本ミツバチの百花蜜です。(※百花蜜:ミツバチがその地域の色々な花から蜜を取った、独特の風味豊かなはちみつ)
10月に入ったばかりのある日、良三おじいさんから待ちに待ったお電話をいただきました。
「そろそろ絞るよ~。手伝いに来てくれんかね?」
今年最後の採蜜。貴重な機会を目の前に、家族4人でワクワクしながら山梨県北杜市へ向かいました。
去年は5~6箱だった巣箱が、今年は倍の13箱に。扱いがとても難しいことで知られる日本ミツバチを扱う養蜂家さんは年々減っていますが、匠、良三さんの長年の経験と勘には驚かされます。
まるでミツバチたちと会話をするかのような温かい眼差しで巣箱にずっしりと詰まった巣蜜を切り出し、手作業で蜜ろうを取り分けます。良三さんを家族と思っているのでしょうか、ミツバチたちの動きも不思議と穏やかです。
黄金色に輝く美しい巣蜜(コームハニー)。思わずそのまま食べてみると、口いっぱいに新鮮な蜜の味わいが広がります。糖度は80%ほどあるので、もちろん甘みは強いのですが、想像よりずっと爽やかで鼻に抜ける花々の香りが心地よいのです♪
さて、その日の作業はここまで。その後1週間ほどかけて、大きなネットに巣蜜を入れ、自然の垂れ蜜を待つのです。
皆でお家に戻ると、おばあちゃんが豆炭で温めておいてくださったコタツの上には、採れたての松茸のたっぷり入った松茸ごはん!
前日、わざわざ私たちのために採っておいてくださった松茸は山の香りでいっぱいでした。
「良三おじいさんの日本ミツバチ百花蜜」(300g 4200円税込)は、2017年最後の稀少な新蜜です。ハニープラントより心をこめてお届けいたします。この機会にぜひお試しください♪
※日本ミツバチの蜜は、すべて人の手と自然の引力のみで機械を使わずに絞るため、花粉などが若干混ざってしまいます。花粉には豊富に栄養素が含まれていますが、やはり独特の食感と風味がありますので、気になる方は、スプーンなどで上澄みをすくって花粉を取り除いてから召し上がってください。