巣鴨養蜂園様(岩手県西和賀町)
岩手県の小さな町で生まれた信念のはちみつ。養蜂界に新風を吹き込む確かな技術。
人口わずか6000人、美しい奥羽山脈を望み、心のふるさとを思い出す癒しの町、岩手県西和賀町。迫りくる山の濃い緑と錦秋湖の美しさに心奪われ、思わずため息がでます。その西和賀町に暮らす「巣鴨養蜂園」のオーナー高橋正利さん。白い作業着に身を包んだすらっとダンディかつ清潔感に溢れた高橋さんの姿は、多くの人が持つ「養蜂家」のイメージを覆します。几帳面でまじめで、細やかな人となりの感じられる笑顔が印象的です。
今回の主役、高橋正利さんは、東京消防庁に勤務されていた十数年前に「銀座ミツバチプロジェクト」の1期生として養蜂を学ばれ、早期退職後の2014年、生まれ育った自然豊かな岩手県西和賀町で、巣鴨養蜂園を起ち上げられたそうです。最初に「巣鴨養蜂園」さんのお名前を耳にしたのは、昨年の初夏に参加した、ある展示会でした。私たちは、日本各地の風土に根ざした美味しくて安心で、生産者さんの思いのこもったはちみつを探していたのです。
岩手県西和賀町のブースに立ち寄り、「最高のはちみつを作っている親子、いますよ!」と高橋正利さん、米田望さん(娘さん)親子のお名前を伺ったときには、宝物を見つけた子どものような目をしていたと思います。それから数か月後、東京で販売活動を一手に担っておられる望さんに会いに行きました。美しく聡明な望さんが、初めてお会いしたとは思えないくらい自然体で迎えてくださり、お父様のつくるはちみつに対する思いを熱っぽく語ってくださったのを、昨日のことのように思い出します。
巣鴨養蜂園さんの限りなく純度の高いはちみつの秘密は、「隔王板(かくおうばん)」。(隔王板:専用の板で巣箱を上下に仕切り、体の大きい女王蜂が上の箱に移動することを妨げることで、上の蜜採りゾーンと下の子育てゾーンに分けます。これにより、卵やさなぎ、蜂の子などが混ざらない純粋なはちみつを貯めることができるのです。)もちろん、とても贅沢な仕組みで、採れる蜜の量も少なくなってしまいますが、高橋さんが量より質を重視した結果、行きついた手法なのです。はちみつを口にする人々に対する配慮、自然とミツバチの恩恵に対する感謝の念を感じますね。
贅沢なお話がもう1つ。貯蜜枠を遠心分離機にかけるのは1回のみだそうで、これも糖度や質にこだわる高橋さんならではのこだわりなのです。純度が高く、糖度も80度ほどあるはちみつは、もちろん非加熱・無添加。驚くほどクリアな色とお味です。
美しい養蜂場。やはり、ミツバチたちと触れ合っているときが、一番心穏やかなのでしょう、高橋さんのお顔が自然とほころびます。黒い専用シートは、どうしても毎日一定数死んでしまうミツバチたちの匂いを最小限に抑えるための、周辺の住人の方々への気づかい。ミツバチ、はちみつのプロとしての心意気と優しさを感じました。
「桜薫る百花蜜」は、ソメイヨシノや山桜など、華やかな春の花々の香り。ダージリンティーや厚切りトーストとの相性が抜群です。1日の始まり、朝食のテーブルにぜひ添えていただきたいはちみつ。華やかな香りに、「今日はどんな楽しいことがあるかしら?」と、胸躍ります。
「栗薫る百花蜜」は、こっくり和菓子のような初夏の花々の風味。濃いほうじ茶や緑茶、コーヒーに合います。ナッツやチーズとともに焼き菓子に使うのもおすすめです。栗のはちみつは、国内の流通量が少なく、個性的な風味がしますので、はちみつ通(つう)好みと言われていますが、「栗薫る百花蜜」は他の花々の蜜も含まれる百花蜜ですので、はじめての方でも召し上がっていただきやすいです。
また、栗のはちみつは、特に栄養価が高いことで知られています。鉄分・ビタミン・カルシウムが多く含まれているのが特徴で、中国や韓国では薬膳として、食生活に取り入れる方が多いそうです。
ぜひ、2種の風味の異なるはちみつを比べてお楽しみください。
巣鴨養蜂園様のはちみつ
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★数量限定★岩手県西和賀町産桜薫る百花蜜 Mサイズ(120g)
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★数量限定★岩手県西和賀町産栗薫る百花蜜 Sサイズ(50g)
Sサイズ(50g) ¥500
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