はちみつコラムCOLUMN

2023.04.19はちみつの小話日々のこと

今年もプルーン畑でミツバチたちが大活躍です!

春の草花が芽吹き、日中は暖かな陽射しが降りそそぐ季節がやってまいりました。皆さま、健やかに新年度をお迎えのことと思います。

軽井沢にも例年より少し早めに春が訪れたようです。桜の花びらがひらひらと美しく風に舞う季節は、心浮きたちますね。

 

 

 

今年も、ハニープラントのミツバチたちは、佐久穂町「穂のぼの農園」さんのプルーン畑で、元気に受粉のお手伝いをしています。

先週末、私たちが農園にお伺いした日は、ちょうどプルーンの花が満開でした。プルーン畑いっぱいに拡がる花の甘い香りを皆さまにもお届けできたら…ともどかしいくらいです。

可憐な白い花のトンネルの下をお散歩すると、不思議と心が落ち着くものです。

 

 

 

花から花へと忙しく飛び交い、蜜や花粉を集めて周るミツバチたちは、大きな花粉ダンゴを後ろ足に付け、それはそれは嬉しそうでした。ミツバチたちの体毛についたたくさんの花粉が、プルーンの花のめしべの先につき、受粉が行われます。

ミツバチたちがたくさんの花に囲まれて、とても満足そうに飛び回っている姿を間近で見たくて、時が経つのを忘れてカメラのシャッターを切っていました。

 

 

 

 

農園のオーナーである遠藤さんも、大忙しです。近年は、春が来た!と思っても、寒暖差が大きく、この時期でも気温が氷点下になることがあります。遅霜がおりることも、珍しくありません。

そのような寒い夜は火を焚いて、畑全体を温め、プルーンの花芽を守ります。遠藤さんご夫婦も、寝ずの番で火を見守るそうです。

 

 

ハードなお仕事を手がける遠藤さんですが、暗い中、木々が火でライトアップされている時の幻想的な風景や、夜明けの空の美しさなどを笑顔で語ってくださいました。遠藤さんに育てられるプルーンやトマト、リンゴたちは幸せですね。

 

 

 

受粉のお手伝いの期間も、農園を頻繁に訪れ、ミツバチたちの状態をくまなくチェックし、お世話をすることが大切です。プルーンに続き、今週にもリンゴ畑へ巣箱を移し、ポリネーションを促進する環境を整えます。

 

 

 

 

私たちも、「穂のぼの農園」さんの生プルーンの大ファンです。毎年瑞々しく甘い実が出荷される時期を楽しみにしています。繊細で流通向きではない生プルーンも、最近では首都圏でも少しずつ楽しめるようになりましたが、信州の旬の味をもっと多くの方々に知っていただきたいです。

 

 

5月初旬リンゴの花が満開になった後は「信州立科産リンゴはちみつ」の採蜜の時期がやってきます。すでに多くのお客様より新蜜のお問い合わせをいただいております。今年も、各種新蜜商品のご用意が整いましたら、公式オンラインショップやメールマガジン、SNSなどでご案内させていただきますので、楽しみにお待ちいただけますようお願いいたします。

 

 

 

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国産はちみつへのこだわりMESSAGE

国産はちみつの自給率は7%程度とも言われ、本物の日本のはちみつを口にしたことのない方が増えています。それどころか、はちみつはミツバチたちが色々な花から集めた蜜からできている、ということを知らないお子様が多い、というショッキングなお話をある養蜂家様から伺いました。
ハニープラントは、ミツバチたちが命をかけて集めた自然からの贈り物にできるだけ手を加えず、本物のはちみつだけが持つ自然のままの香りと味わいを安心してお楽しみいただきたいと考えています。そして、いつもの食卓に、あたりまえのようにお好みの国産はちみつが添えられている、そんな風景を思い描いています。
お届けするはちみつは、すべて国産の「生はちみつ」です。水分を飛ばすための加熱を行っておらず(非加熱)、添加物・着色料・保存料・人工甘味料を一切使用していません。
「生はちみつ」には、ブドウ糖・果糖などをはじめ、10数種類のビタミン類、カルシウム・鉄など27種類のミネラル、さらにアミラーゼなど約80種類の酵素、乳酸菌など、健康の源となる栄養がたっぷり含まれています。
ティースプーン一杯の幸せを、一人でも多くの方に味わっていただきたく、各地の提携養蜂家様とともに、選び抜かれたはちみつだけを大切にお届けしているのです。
※はちみつが結晶して固まってしまった場合は、風味や栄養が損なわれないように、容器の蓋をはずし45℃以下のお湯で湯煎してください。
(注)1才未満のお子様については腸が未発達のため、はちみつの摂取により『乳児ボツリヌス症』を引き起こす危険性がありますので、決して与えないでください。