日本ミツバチ
日本ミツバチとは、日本の山野に自生している野生のミツバチのことで、体全体が黒っぽく、西洋ミツバチよりも少し小さいのが特徴です。日本ミツバチの性格は西洋ミツバチに比べておとなしくて、病気に強く、飼育しやすいのですが、住む環境が悪いとすぐに逃げてしまうため、扱う養蜂家は年々減少しています。採蜜時期
日本ミツバチは、1年に1~2度しか採蜜しないため、市場で売られているはちみつの0.1%と言われているほど稀少価値が高く、価格も西洋ミツバチに比べて高額です。蜜の特徴
日本ミツバチは様々な花の蜜を集める性格があるため『百花蜜(ひゃっかみつ)』と呼ばれ、様々な花の香りや奥深い風味、ほどよい酸味が味わえます。糖度は高いのですが、水分量は西洋ミツバチよりも少し多く、見かけよりもさらっとした感触です。年に数回採蜜する西洋ミツバチのはちみつに対して、年1~2回しか採らない日本ミツバチのはちみつは、より熟成されていてコクがあり、複雑で味わい深いと言われています。