2024.05.28はちみつの小話日々のこと
2024年産「信州立科産リンゴはちみつ」販売開始のお知らせ
新緑が色濃く、色とりどりの花々が咲き誇る良い季節になりました。
初夏のように暑い日があると思えば、台風が近づき、強い雨風の日も。
2024年産「信州立科産リンゴはちみつ」の新蜜販売を、本日5月28日より開始いたします。5月に満開になった花からミツバチたちが一生懸命集めてできたはちみつです。
日々、大変多くのお客様よりお問い合わせをいただき、お取り置きのご要望も多く、本当にありがとうございます。巣内で十分に完熟してから採蜜を行うため、大変長くお待たせしてしまい、恐縮です。はちみつは、自然からの贈り物。色や香りは、同じ養蜂場、同じ手法で採れても、毎年異なります。年々温暖化で、各地の養蜂家さんはお花の咲く時期とミツバチが増える時期とのバランスによって収量が大きく変化します。限定量ですが、ぜひ、今年だけの旬の風味をお楽しみ下さいませ。
養蜂場に到着すると、お元気そうな飯島さんの笑顔に出会えました。冷えたビールを保冷バックに入れて、首を長くして待っていてくださったのです。
持参したお弁当を広げ、ブンブンというミツバチたちの羽音が聴こえる養蜂場の一角でピクニックです。
フレッシュなリンゴのはちみつと同じくらい、飯島さんと過ごす時間は私たちにとって大切な宝物です。りんご畑に囲まれた養蜂場で、美味しく楽しいひとときを過ごしました。
その美しいシルエットから、別名諏訪富士とも呼ばれる蓼科山を望む立科町。自然豊かなこの町は、
中でも、「サンふじ」という品種の発祥の地となった五輪久保は、見渡す限りのリンゴ畑です。
全国に先駆けて、リンゴの
無袋栽培に取り組んだとのことで、太陽の光をいっぱいに浴びた甘酸っぱく
瑞々しいリンゴが育ちます。
毎年5月になると、白い可愛らしいリンゴの花が咲き、ミツバチたちは待っていましたとばかりに花に通います。
「信州佐久産リンゴはちみつ」は、その五輪久保にある養蜂場で採れた、フルーティな風味のはちみつです。
ハニープラント創業当初からお世話になっている養蜂家の飯島さん。
80代とは思えないお元気さです。重い巣箱もヒョイと持ち上げるほどです。今年もまた、新しい養蜂の形にチャレンジしたそうで、その探求心に感服いたします。
そして、本当に温かくお優しい!私たちがお伺いする時にはいつも、朝採りの筍をたくさん用意して出迎えてくださるのですよ。
今年のリンゴはちみつは、風に乗って漂ってくるリンゴの花の香りそのままが生きています。優しい案さ、フレッシュでフルーティーな味わいに魅了される方が多いのも納得です。
リンゴパイやバターをたっぷりつかったクロワッサンやフレンチトーストにもおすすめです。また、酸味の利いたライ麦パンや塩コショウしてグリルした豚肉にもよく合います。